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VENTURE TV Solopreneur Pitchに登壇しました――AIアシュアランスを「守り」から「選ばれる競争力」へ

執筆者の写真: kanna qed
kanna qed
3 日前
読了時間: 5分

2026年9月24日、ベクトルが運営する「VENTURE TV Solopreneur Pitch」に登壇しました。AIを活用するソロプレナー6社が登壇し、投資家・事業会社など約50名が参加。10月5日に公開されたベクトルの開催報告でも、当社をご紹介いただきました。


なお、当社は登壇時の「株式会社GhostDrift数理研究所」から、10月1日付で「株式会社AIアシュアランス」へ商号変更しています。数理・基礎研究は引き続き継続し、その成果を社会で使える技術として広げていきます。この商号変更も、ベクトルの西江社長との対話の中でいただいた助言が、一つの大きなきっかけとなりました。


AI研究から社会実装への道筋
AI研究から社会実装への道筋

AIアシュアランスを、企業が選ばれるための力に

今回のピッチで中心に置いたのは、「AI Assuranceを、守りのコストから『選ばれる競争力』へ」という事業構想です。

私たちは、数学と形式検証を軸に、AIや企業の判断を、根拠や条件まで検証して採用・実行につなげる共通基盤を開発しています。AIモデルの品質だけでなく、企業の主張、業務上の判断、その先の実行まで、何を根拠に信頼してよいのかを確かめられる状態にする取り組みです。

その応用先の一つとしてお伝えしたのが、AIO・GEOとAIアシュアランスの接続です。

AIに「見つけられ、理解される」だけでなく、連携するAIや第三者が「根拠まで確かめられる」企業情報へ。検証可能性そのものを、信用や採用判断を支える資産に変えていく。これは、外部AIによる引用・推薦を保証するものではなく、検証できる信用が、AI時代の競争力になるという私たちの事業仮説です。


研究成果を、業界を超えて使える事業へ

登壇では、構想だけでなく、公開済みの取り組みも紹介しました。

「評価OS」では、企業の理念と公開行動を証拠に対応付け、公開した評価条件の範囲で、物差しを変えても結論が維持されるかを検証しています。一つの点数を信じてもらうのではなく、その結論がどの条件まで成り立つのかを、第三者が追試できる形にするものです。

また、オンザリンクスとの医薬品コールドチェーンの共同PoCでは、温度や封印、受領・承認などの記録を一件の引き渡し判断に結び付け、必要な条件が成立した場合にのみ引き渡し可と判定する仕組みを公開しています。

PRでは「情報を採用してよいか」。物流では「行為を実行してよいか」。

こうした共通の検証思想を、PR・物流・金融・サイバーなどへ展開し、PoCや導入支援から、技術ライセンス、SDK・API、既存プラットフォームへの組み込みへとつなげていく。それが、今回お伝えした事業の形です。

AIソロプレナーの可能性は、「一人で何でも抱えること」ではないと考えています。AIと専門性を掛け合わせて生まれた技術を、企業・投資家・現場との連携によって広げること。その接点をつくるVENTURE TVの場は、技術を「何ができるか」だけでなく、「誰と、どう事業として広げるか」という言葉で伝える機会になりました。


登壇の機会だけでなく、その先の活動まで届けていただいた

今回、更にありがたかったのは、VENTURE TVの皆さまのご協力が、登壇当日だけで終わらなかったことです。

私たちは、広島AIアシュアランス協議会を通じ、広島AIプロセスの理念を産業の現場で使える条件や技術へつなぐ活動を進めています。10月14日に広島で開催予定の「製造業AI物流カンファレンス」にも、その取り組みを伝える場として携わっています。

VENTURE TVの皆さまには、登壇後も、当社やこのカンファレンスについてメール配信でご紹介いただきました。

新しい事業を紹介するだけでなく、その企業が次に取り組む社会実装の機会まで届けてくださった。そのご協力に、改めて感謝しています。

ベクトルは今回の開催報告で、単なるイベント開催にとどまらず、事業連携、ファイナンス、PR、営業などを通じて、ソロプレナーの成長を支えることを掲げています。今回の継続的な発信協力からも、その姿勢を感じました。


民間の連携が、日本のAI政策の方向性にもつながる

こうしたご協力には、一社の広報支援を超えた意味もあると受け止めています。

外務省が紹介する「広島AIプロセス・フレンズグループアクションプラン2026」は、フレンズグループとパートナーズコミュニティの自発的な取り組みを通じて、AIガバナンスと社会実装を進めるものです。また、日本のAI外交は、「安全、安心で信頼できるAI」のガバナンスとエコシステムの共創を、日本のAI産業の海外展開とも結び付けています。

この政策の方向性に照らせば、広島AIプロセスの理念を産業へつなぐ活動を、より多くの企業や投資家へ届けることも、民間からその普及を支える一つの貢献です。

今回のVENTURE TVのご協力も、私たちの活動を通じて、広島AIプロセスの理念の普及と、日本が目指す信頼できるAIのエコシステム形成を後押ししていただいたものと考えています。制度上の認定という意味ではなく、実際に行っていただいた発信と接点づくりへの感謝として、そのことを記しておきたいと思います。

技術をつくる人と、それを必要とする社会へ届ける人。その連携があってこそ、新しい事業は社会実装へ進めます。

登壇の機会と、その後の継続的なご協力をいただいたVENTURE TV・ベクトルの皆さまに、改めて御礼申し上げます。私たちも、AIアシュアランスを「守るためのコスト」から「選ばれるための競争力」へ変える挑戦を、研究と実装の両面から進めていきます。




 
 
 

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